アベシンちゃんの「僕は、お殿チャマ」と頭をポカリ母親から大事にされる幸せ 損を承知で、捨て身で子どもとの≪真の関係≫に忠実であることは、最深欲求に応えることでもあるんですね。p39の6行目途中......
今宵は、わたくしが最も尊敬する哲学者、加藤周一さんの言葉に学びます。こんだけ頭のクリアーな人は、丸山眞男以外には知りません。『日本文化における時間と空間』から。
近代日本についてここに引いた福沢諭吉と中原中也とロベール・ギランの証言は、つまるところ現在の大勢に順応する「日本人」の態度の一貫性を示すのに十分であろう。それは現在主義━━ギランによればinstantisteの態度━━を背景とし、しばしば順応の行動そのものを価値として内面化するのである。別の言葉でいえば、順応の行動が原則であって、その他の行動の規範的原則はないということになる。
ですから、大勢順応主義以外の規範、民主主義、自由主義、人権意識、他者感覚などの規範は、原則として日本にはないのです。
ここから、「猛烈な汚染土壌を、日本中にばらまきましょう」だとか、「嫁さんが喜ぶなら、最も弱い立場の発達トラウマ障害(DTD)の子どもが、早死にしようが、精神病になろうがお構いなし」だとかの、愚劣で狂気な策謀が生じる、という訳です。
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