子どもたちの復元力と≪人間皆兄弟≫日本の子どもたちは、ベトナム戦争にも擬えてもいいくらいの「戦争」の毎日を過ごしています。昨日のブログ 子どもの日常生活に、「平和」を!!でそう記しましたね。「平和」と言......
「発達トラウマ障害≒愛着障害」という診断名は、非常に役立つものです。
発達トラウマ障害(DTD)という診断が日本でも普通になれば、いま苦しまされている多くの子どもが救われますし、学校そのものが変わります。
発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、ADHDと一番間違います。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の71日目。
今朝は、妥当性と信頼性の章の42日目。今日は発達トラウマ障害(DTD)という診断は本当の役立つの? という課題です。
発達上不幸な対人間暴力に晒されて、愛着関係がメチャクチャになり、既存の診断では十分に、あるいは、正確に記述することができない症状のある子ども達は、いくつもの診断名を貰うことが多いですし、いろんな治療機関を、治らないのに受診している(多くの場合、もっと悪くなっている)場合が多いんです。提案している発達トラウマ障害(DTD)の診断基準は、NCTSN(国立子どもトラウマ・ストレス・ネットワーク)の臨床データと、たくさんの臨床医の情報提供に基づいたものですし、完全にして、簡明で、しかも臨床的に意義深い診断になるように、設計されています。
発達トラウマ障害(DTD)という診断基準は、学問的にも、臨床的にも、非常に役立つ診断名であることは、間違いありません。
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