学ぶ前に、まず遊びましょう!知りたいと思うのは、その相手と一緒にいろいろと感じて、仲間と思うから。レイチェル・カーソンの『The Sense of Wonder 不思議を感じる心』から ...
ビルさんは、体が不自由でも、ヨガのインストラクターの資格を取ろうとするところまで、前向き人生を送る、アメリカ人の典型です。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.231の、13章最後のパラグラフ。
今日、あれから十年、ビルは人生を今も謳歌しています。子どもとも一緒、孫とも一緒の生活です。しかも、退役軍人を支援する仕事も続けていますし、牧師も続けています。ビルは、体が不自由なことは不便なこととして折り合っています。今まで、ビルは1,300人以上の帰還兵を、ヨガ教室で教えてきました。ビルは、今も四肢が突然マヒすることが常ですから、そんな時には、座ったり、横になったりしなくてはなりません。でもね、子どもの頃の記憶やベトナムでの記憶みたいに、こういった体が不自由になっているエヒソードも、ビルが≪いまここ≫に生きていることを縛ってはいません。こういったことも、ビルの人生が、現在進行形の、進化し続ける物語にすぎないのです。
ビルは不便や不都合なことがあっても、それによって自分の人生が左右されるような人ではありません。ビルはあくまで、アメリカ人の典型ですが、前向き積極的に、自分の人生を創り出していくタイプの人ですね。
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