子どものそばには、いつだって、≪聴く耳≫のある大人が必要です。アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちじゃぁ、やっぱりダメでしょ。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog より、p.206の真ん中あたりから。ブルース・ペリー教授が描く愛着障害と間違われた子どものお話です。
私がジェームズに会ったとたんに、ジェームズのことが好きになりました。ジェームズは年の割には少し背が低い、ブロンドのカーリーヘヤーでした。彼は魅力的で、お行儀良くて、眼で会釈もできれば、笑顔を返すことも忘れませんでした。実際、ジェームズは笑顔で、私に冗談を言ったもんです。まるで、私の仲間みたいでしたね。ステファニーは、私どもの学際チームの、最初のジェームズの担当医でしたが、ジェームズについて、私同じ印象をもっていました。面接を4回した後、私どもはジェームズの観察を中止しました。というのも、私どもがジェームズを評価するのに十分な情報を手に入れたからでした。
愛着障害の場合、やり取りが出来ません。やり取りをしてもらったことがないからです。ジェームズは明らかに愛着障害ではありません。
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