神様のユーモア 自由な息吹としての笑い 改訂版神様のユーモア。この視点をくださったのは、東北大学で長く政治学を講じておられた宮田光雄先生です。中でも『キリスト教と笑い』です。また、先生の信仰著作集『宮田光...
3才から5才位の子どもの、無限に広がる想像力は、ノビノビしてもらいたい。
今日は、Young Man Luther 『青年ルター』、第Ⅷ章 終章(エピローグ)のp.258の、第2パラグラフの、下から4行目途中から。
幼い時から厳格に従ったために、後になってからは、若い時期のマルティン青年は、研究そのもののための、限りない研究以外の仕事は、期待できない程になってしまいました。それは、ルターが従ってきた人生行路を、従わない点で、私どもが辿って来た通りです。
ルターが幼いころから、無理矢理に父親に従わされてきたことが、ルターの従わない性質をもたらした、とエリクソンは言いたいみたいですね。私もこのエリクソンに見立てに従いたいと思います。幼いころから「正しいこと」を押し付けることが、実に罪深いことか、ルターの人生は物語ってくれていると思います。
良い良心の持ち主が寛容に鷹揚に、悦んで関わる時、ルターの人生とは異なり、ひとりびとりが献身している理想形を除いて、非常に柔軟に、従える人になることでしょう。でも、その人は、無原則に「従う人」になるのではなくて、理想形に忠実に従う、ものなのですね。
その意味では、反抗こそ、今の時代、大事な人間力ですね。
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