エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#発達トラウマ障害 #自分を感じる脳は操業停止に #オッカナイことや自分ではどうしようもないことが毎日何度も起こるから

2018-06-11 09:15:50 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 
エリクソンの叡智: #イエス・キリスト の,#たった一つのセラピー原理
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 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』

 6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.94,最初から。


 幼い時にトラウマを負わされた18人の脳画像が,脳の自意識の部分が,ほぼ全く働いていなかったことを説明できる説明は,たった1つしかないのかもしれませんよ。トラウマそのものに反応して,つまり,長期間根強く残るオッカナイことに折り合いをつけると時に,幼い時にトラウマを負わされた患者たちは,様々な体感やいろんな気持ちを伝える脳の部分を操業停止にしてしまった,ということです。

 


 発達トラウマ障害の子どもも,青年も,大人も,その体験そのものは,言葉にできないほどオッカナイ,小田原近くののぞみの車内みたいにオッカナイことや自分ではどうにもならないことが,毎日何度も起こるので,オッカナイことや自分ではどうにもならないことに纏わるいろんな体感や気持ちをいちいち感じていたら身が持ちません。それど,それを感じる脳を操業停止にしている,というわけです。

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