エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

あなたは、「もうダメだぁ」と思う方? それとも、「なんとかなる」と思う方?

2016-09-08 02:23:12 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
思春期に生じる人間力
  ≪本当の自分≫を生かして生きるために、意識的に価値を選択していきたいものです。 The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p7......
 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども「僕んちのお母さんが◆◆なのは、◎◎ちゃんちと違って、△△だ」と分かっただけで、子どもにとっては、「救い」になる場合が、本当にありますね。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.152の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 知性があれば、若者たちが、ある種の激怒やレオンの様な社会病理を養ってしまうことを防いでくれるかもしれません。たとえば、知性があれば、選択する時に創造的になれますし、選択肢をたくさん持てますし、芳しからぬ選択をしてしまう人みたいな傾向を減らすこともできます。知性があれば、「どうせ、○○はダメなんだから」という負け犬根性を避けることもできますから、「もうダメだ」と考えずに済みます。別のシナリオをいくつもハッキリ心に描くことが出来れば、衝動をコントロールすることもたやすくなりますね。

 

 

 

 

 知性は自分の頭で考える力、選択肢を様々に自由に考えて、それを実現するためにこそありますね。知性は、希望と一緒になる時、人が想像もつかない未来を展開し、実現することもできます

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 近親相姦と自己免疫病は関係... | トップ | マザー・テレサの足 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿