私どもは静かな目的を持って、日々を生きたいものですね。
The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p66の ブランクの後から。
世代間の繋がり:成人期
文脈が許す限り、人生の巡り合わせの最後を振り返ってきたところですが、私は「現実の」舞台について、詳しく申し上げる必要性を強く感じてんですね。つまり、人生の「2つ」の舞台の間にある舞台と、世代の巡り合わせそのものの舞台です。差し迫った感じは、死が間近な高齢の人の物語に、一番よく表れています。その人が、眼を閉じて横になっている時に、奥さんがその人に囁いて言います。そこに集まった家族の名前を一人一人挙げます。その家族は、その人に、shalom シャローム「文句のつけようにない平安」があることを望んで、ここに来たわけですね。「それで、誰だっけ?」とその高齢の人は不意に尋ねました。突然起き上がって、「誰が店を見てるんだい?」と訊きました。これは、大人のスピリットを言い表したものでして、ヒンドゥー教が「この世の中を守ること」と呼んだものです(訳注:ヴィシュヌ神の役割)。
高齢の人の役割について、エリクソンが導入に用いた、事例です。雑貨屋さんか食べ物屋さんをしてたんでしょうか。このお爺さんは、死が近いのに、まだ、その店の心配をしています。世の中を守ることが役目だからです。自分の家族だけを守っている訳じゃぁない点に注意が必要です。
世の中を守ることって、どういうことでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます