困難や試練に出会ったら、そのたびごとに、根源的信頼感を豊かにするチャンスとしたいものですね。
The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p67の3行目から。
成人期、すなわち、私どもが7番目の舞台と考える時には、generativity 「次世代を育むこと」になるのか? それとも、self-absorption 「自分のことしか考えないこと、人の立場を一顧だにしないこと」になるのか? および、stagnation 「未来をうまく描けないこと」になるのか? の人生の分かれ道を宛がいました。「次世代を育むこと」には、procreativity 「子どもを作る力があること」、productivity 「物事を作り出す力があること」、それから、creativity 「持ち味を作り出す力があること」が含まれます。そのようにして、新しい命を作り出すことと、新しい物事やアイデアを作り出すことも、含まれますし、自分を一層確かにさせるという意味で、自分を作り出すことまで含まれます。逆に、「未来をうまく描けないこと」という感じには、「物事を作り出す力があること」と「持ち味を作り出す力があること」が強くある人と、無関係では決してありません。ただし、「未来をうまく描けないこと」には、次世代を育む上で、消極的だと思う人が完全に含まれます。
次世代を育むときに、未来を上手く描けるのかどうか? それが大人世代の、人生の分かれ道。子どもがいるかどうかは二の次でしょう。子どもがいても、その子どもとうまく関われない人、教員や保育士でも、大学教員でも、子どもとうまく関われない人はゴマンといますからね。そういうことは、「未来をうまく描けない」でいるし、「自分のことしか考えない」のです。ただ、この「自分のことしか考えない」は、日本人の場合、「自分の組織のことしか考えない」となる場合が非常に多い。非常に屈折した、水増しした「自分のことしか考えない」である点に注意が必要です。
あなたはどちらを選択したいですか?
「未来を上手に思い描くことですか」?
それとも、「未来をうまく描けない」方ですか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます