Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども、大人。
発達トラウマ障害(DTD)の人の根っこの気持ちは、一人ぼっち。
最終章の第7章、p.289中央の、キムさんの話の続きです。
キム : 私がせらばーが終われば、独りぼっちですから、それがとっても怖かったんです(声が割れてます)。セラピーに来るのも、とっても怖かったのは、セラピーの余波がどうなるかが分かっているからです。つまり、電話をする人も1人もない、ってことです。支援してくれる人たちがしなければ、両親、つまり、私を虐待していた諜報人たちのところ戻らなくっちゃなりませんからね。私にはほかに頼れる人がいないからです。それが事態を、もっと悪くしましたね。しかし、もう1つ別の方法が、1人になることだったんですね。悪くなることが私の知っている全てでしたから、そこにいつでも戻ることになりました。今は別の方法、もっといい方法、大変な方法があることが分かっています。でも、格段に言いやり方です。
一人ぼっちになりよりも、セラピーをやるのが格段に良い、という訳ですね。
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