エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子どもだらけなのは、日本の政治が人を、人間らしい暮らしを蔑ろのしている証拠

2016-09-12 07:46:55 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
パレーシアステス、登場!
   エリクソンの関心は、ルターがどうやって自分を確かにさせたのか、と言う点でした。 Young Man Luther 『青年ルター』p.225の、下から14行目途......
 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害のことは、知らない人が、児童精神科医、大学の心理の教員も含めて、驚くほど多い。ですから、このブログも、発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害のことを少しでも多くの人が、正確に理解していたただくために、エリクソンの翻訳を超えて、日々やっている訳です。

ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.153の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 この15年、多くの非営利団体や政府機関が、よい子育てや早期養育に関する教育の重要性に注目しています。それから、これらの機関は、0歳、1歳、2歳の時期に、脳の重要な発達が進むのかについても、注目しています。ヒラリー・クリントンの「みんなで子育て(村中みんなで)」運動や、ロブ・ライナーの「みんなで子育て(私はみんなの子どもです)」財団や、「0歳~3歳財団」やユナイテッド・ウェイの「6歳までの成功」まで、何百万ドルものお金が、幼い子どものニーズに関する教育に費やされています。

 

 

 

 

 日本の厚生労働省のやってることは「3歳児神話」などと言って、3歳児までの教育と福祉に、なるべくお金を掛けずにやりましょう、という大大キャンペーンをやってましたでしょ。日本の政治家やお役人たちが、あるいは、そのグルの大企業経営者、富裕層が、アメリカや、北欧や、オランダ、フランスとは、正反対の、間違った、歪んだことをやって来たかがハッキリ分かりますね。その結果はどうですか?

 保育所がなくて、子どもを持つ家族が困る、子どもの自殺は多い、発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子どもだらけで、学校制度そのものが崩壊している…

 私どもの進むべき方向性がハッキリしますでしょ。

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