時空の境界線が示す、驚くほどの働き、ネガティブに働くときには、人間の最も残忍な部分がハッキリ出てしまいます。これは、民族国家の場合もあれば、個人の場合もありますよね。
p333第3パラグラフ。
古代イスラエルに戻るとき、読者諸兄は、私と共に、1つの国があったかどうかいぶかしく思うでしょうね。だって、国が本来保証するはずのものがないんですから。ただし、預言者の約束の形で、民族の神の名によって成された約束がありました。その約束以上に何の保証がないのは、ちょうどイエスの時代のユダヤとおなじでした。
この短いパラグラフ。何も特別なことが語られていないように思われる。
いいえ、違います。ここには今の日本にとって、必要不可欠な処方箋が隠れているんですね。
それはつまり、約束です。しかもそれは、本気の約束なんですね。
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