一緒に遊ぶことには、計り知れない価値があります。子どもはそれを実によく承知しています。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.217の、5節から。
5 触れること
主流のトラウマ治療は、怖がっている人々が、自分の感覚や感情を安心して体験出来るよう助けることには、あまり注意を払ってきませんでした。セルトニン再取り込み阻害剤(訳注:SSRI 抗うつ剤)、レスペリドン(訳注:統合失調症治療薬)、セロクエル(訳注:統合失調症治療薬)のような薬こそが、人々が感覚世界に対処する方法にますますなりました。しかしながら、自分が苦戦していることを落ち着かせる一番よくある方法は、タッチされることですし、ハグされることですし、身体を揺らされることです。タッチなどをされたら、感覚が研ぎ澄まされますし、ありのままで、安心して、守られている、等と感じることが出来ますよね。
精神疾患も、お薬中心の治療が主流です。しかし、お薬が効かない、依存症や発達トラウマの治療は、そもそも、医者も製薬会社が、無視しがちです。ですから、医学教育の中で、依存症や発達トラウマは、そもそも、ほとんど習わないらしい。
お薬がある統合失調症やうつ病でさえ、タッチが大事らしい、手当てが大事らしい。
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