発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、学習にも、日常生活にも、困ることが分かります。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.248、2行目から。
PTSDのある人々は、過去と折り合うために、多くの時間と多くの努力を払っていないことが多いのですが、問題なのは、単純に一日生き切ることです。トラウマを負わされた人でも、教育、ビジネス、医療、芸術に貢献している人もいますし、子どもを上手に育てた人もいますけれども、普通の人以上に、毎日毎日を生きることに多大なエネルギーが必要です。
ここで、ヴァン・デ・コーク教授が指摘しているように、発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもも、大人も、日々を当たり前に過ごすことが難しい。大変な障害であることがハッキリ分かります。もちろん、彼らの日常を臨床していれば、ヴァン・デ・コーク教授のご指摘を待つまでもなく、そのことには気付けるものですがね。
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