エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

解離(転換)のいろいろ

2016-11-10 02:09:08 | 間奏曲

 

 

 
半ばインプリンティング、半ば本能的
   ギブ・アンド・テイクじゃぁ、人を大事にすることになんない!  資本主義社会では、商品は直接的に物々交換するのじゃない。あくまでも市場を介して交換さ......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.143から。

 

 

 

 

 

 ボールビーが気付いたことは、子ども達が自分の力強い体験を自分の物とできない時、重大な問題がいろいろ起きてくる、というと事でした。たとえば、「いつでも人のことを信頼できない」、「関心を示さない」、「自分の五感を信じない」、「すべてがウソっぽい」などとの問題があります。これからご紹介しますが、これは、治療に対して、大事な影響があります。

 

 

 

 

 不信、消極性、解離(離人感)は、虐待やネグレクトが疑われます。特に解離(転換)が分からない、と言う人がいますけれども、クラスの中でボウッとしている、手遊びが止まらない、寝ているように見える、不意に家出のように遠出をする…などは、一応解離を疑った方が善いでしょう。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インターメッツォ: エリク... | トップ | 記録が大事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿