バーンズ・アンド・ノーブル書店アラモアナ支店にて
バーンズ・アンド・ノーブル書店アラモアナ支店で買って来た一冊。『愛着セラピーの友(手引き)」。
この本は現在進行形でreadingですから、その全体像から私なりに物申すことがまだできません。今回は現在完了形でhave read部分から、いつくかの点をご紹介することにとどめたいと思います。
1つはアメリカ精神医学会(APA)は、発達トラウマ障害(DTD)の子どもは、「上から目線の指導は禁忌」だということです。いま日本の小学校で普通にやっている「指導」と言われていることは、この「上から目線の指導」です。小学校にごまんといる愛着障害の子どもに対して、ですから、「指導」はしてはならないことになるますね。あれは見ているこちらの気持ちが痛々しくなるものですから、APAがかくもはっきりと言ってくれてよかったと思います。「禁忌」ですから、「上から目線の指導」は絶対にやってはいけない。
発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子どもとの関わりにおいて極めて大事なことを文字通り引用しておこうと思います。上の写真の本のp162から。
「子どもがしでかした良くないことを論じる時でさえ、『大人たちは、自分のことを悪いとは見ないんだ』と、子どもが理解できるように手助けすることが、治療の目標になります。『自分が悪いことをしても、「自分を悪い子」とは大人たちは見なさないんだ』ということを、子どもが知らないままで、大人を信頼することもなければ、行儀よく勉強することもないでしょう」
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