エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

黄金色の悦び

2015-04-08 05:19:20 | エリクソンの発達臨床心理

                           黄金色の悦び

 身体ばかりではなく、心にも臨界期があるようですね。

 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p27の下から4行目途中から。

 

 

 

 

 

 普通の発達の結果は、しかしながら、すべての身体の各器官の間の関係は、大きさからいっても、機能面をいっても、良いものでしょう。肝臓は、胃や腸に、大きさがピッタリです。心肺もバランスが良いし、血管系の大きさも、身体全体から見て、良い具合です。

 

 

 

 

 

 身体の発達が積み木に譬えられるのかは、分かりません。でもね、心の発達は積み木に譬えることができると考えます。ですから、最初の根源的信頼感が、最初の根源的不信感に勝る、ということができてない時には、後何をやっても、その上に積み上げることはできません。何歳になっても、70才、80才、90才になってても、最初で躓いていたなら、最初の発達危機に戻らないとね。

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