エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: エリクソンの叡智 :  礼拝は,自分と人をイキイキと生かす「人生の習慣」

2017-02-17 01:15:42 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
多くのトラウマ治療が、実際には患者さん等を傷つけているという不幸
   小学校一年生の道徳性 > 親・教員・心理士の道徳性  河合隼雄先生の『子どもと学校」(岩波新書 新赤版212)に、「小学校一年生の道徳性は、…相当......
 

 今宵も,Toys and reasons. p.82から。

 

 

 

 

 

 礼拝は,一番うまくすれば,その文化ならではの生きる場となり,自分と人をイキイキ生かす「人生の習慣」にもなりますから,人が強迫的にやりすぎたり,強迫的にガマンしたりするのを防いでくれますし,また,社会がウソとゴマカシだらけになったり,「正しいことを」人に強制したりすることも防いでくれます。

 

 

 

 

 

 今のニッポンが,強迫的なやりすぎである,アルコール,薬物,ギャンブル,買い物,仕切り屋…の依存症が人口の何割かを占め,社会がウソとゴマカシだらけとなり,バカな政治屋や教員らが「正しいこと」を人に強制する時代になっているのは,礼拝,すなわち,「人生の習慣」を,私どもが見失っているからです。

 

 

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