
昨年2016年7月12日,南相馬市の大部分が,避難指示解除になりました。NHKは,「東京電力福島第一原発の事故で福島県南相馬市に出されている避難指示の大部分が12日午前0時に解除されました。原発事故に伴う避難指示の解除は5例目で、対象の住民は1万人を超え、これまで解除された自治体の中で最大です。」と伝えています(http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20160712/0514_minamisouma.html)。
しかし,南相馬市のHP(https://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,853,58,html)によれば,小高区の住民は,3.11の時には,12,841人いた住民の内,実際に帰還した人は,1割にも満たない1,198人だけだと言います。「当たり前田のクラッカー」とは,まさに,このことでしょう。
今でも,かなりの放射能が,日々刻々漏れているのに,詳しい放射能汚染の実際が隠されているのに,それでも,住民に避難の解除をするのは,史実上の,体内被曝の人体実験上に,南相馬市尾高地区はなっていると私は考えますね。
しかも,その避難指示解除の責任者は誰なのか,その避難指示解除のために,何か問題があった時には,避難指示解除した責任者は責任を取るのか,また,国は最後まで責任を持つ予定なのか,全く明らかにされていません。
NHKのハートネットTVによれば,その南相馬市で,日本国憲法が配られているといいます。
体内被曝の人体実験と憲法。
人間としてあってはならないこと と,
人間として正しいことを示す憲法。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます