エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考: 南相馬市の原発避難解除 と 憲法

2017-02-17 02:06:46 | 間奏曲

 

 

 

 
正しい問いが出発点
   臭いの力  レイチェルさんの願い、素敵でしたね。 The Sense of Wonder 『不思議を感じる心』から p83の下から3行目から。 &......
 

 昨年2016年7月12日,南相馬市の大部分が,避難指示解除になりました。NHKは,「東京電力福島第一原発の事故で福島県南相馬市に出されている避難指示の大部分が12日午前0時に解除されました。原発事故に伴う避難指示の解除は5例目で、対象の住民は1万人を超え、これまで解除された自治体の中で最大です。」と伝えています(http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20160712/0514_minamisouma.html)。

 しかし,南相馬市のHP(https://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,853,58,html)によれば,小高区の住民は,3.11の時には,12,841人いた住民の内,実際に帰還した人は,1割にも満たない1,198人だけだと言います。「当たり前田のクラッカー」とは,まさに,このことでしょう。

 今でも,かなりの放射能が,日々刻々漏れているのに,詳しい放射能汚染の実際が隠されているのに,それでも,住民に避難の解除をするのは,史実上の,体内被曝の人体実験上に,南相馬市尾高地区はなっていると私は考えますね。

 しかも,その避難指示解除の責任者は誰なのか,その避難指示解除のために,何か問題があった時には,避難指示解除した責任者は責任を取るのか,また,国は最後まで責任を持つ予定なのか,全く明らかにされていません。

 NHKのハートネットTVによれば,その南相馬市で,日本国憲法が配られているといいます。

 体内被曝の人体実験憲法

 人間としてあってはならないこと  と,

 人間として正しいことを示す憲法

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インターメッツォ: エリク... | トップ | 聖書の言葉 : グルメ情報 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿