「問題行動」、それは、クライアントが生きていくために、必要、必然であることが多い。悪いことではありません。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.244の、ブランクから。
美術、音楽、ダンス
美術、音楽、ダンスのセラピストで、虐待されてきた(イジメられてきた)子どもたち、PTSDに苦しんでいる兵士たち、性的虐待の被害者たち、難民、拷問のサバイバーの治療を見事にしている人はごまんといますし、芸術療法の効果を証明している研究報告もたくさんあります。ところが、芸術(表現)療法がどうして効果があるのか、芸術(表現)療法が効果をもたらす、トラウマのストレスの特定の側面について、現時点で私どもが分かっていることは、ほとんどありません。芸術(表現)療法の価値を科学的に確立するのに必要な研究をするには、論理の上でも、研究費の上でも、これからまだ、たくさんなものが必要でしょう。
トラウマを癒すのには、美術、音楽、ダンスも効くみたい。でも、何故効果があるかは誰も知らない。経験則で、効果があることが分かる程度。
箱庭やコラージュも一種の芸術(表現)療法かもしれませんね。無意識の表現であることには違いがないからです。私のやるセラピーも、プレイセラピー以外は、私はだいたい芸術療法ですから、トラウマには、芸術療法の効果が「絶大」であると私も、経験的に確信しています。
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