「小さいこと」、これに対する態度で、だいたい人となりが分かります。
私が好きな人は、「小さいこと」を大事にする人。「小さいこと」に中には、いろんなものが入ります。たとえば次のよう存在は、「小さいこと」だと思われます。後片付け、トイレ掃除、道端のゴミ拾い、弱い立場の人、子どもです。こういう「小さいこと」を大事にする人が私は大好きです。私自身もそうありたいと日々願っています。
私が「嫌だな」と感じる人は、「小さいこと」を蔑ろにする人。「小さいこと」を大事にしても、あんまり大きな評価をされないのが世間の常だからでしょうか? やりたがらない人が少なくないでしょ。使ったものは人に片付けさせ、トイレ掃除や道端のゴミも人任せ。弱い立場よりも、強い立場の人に擦り寄り、「大事に」し、子どもよりも、権力にペコペコ。「小さいこと」を蔑ろにする人は、概ねそんな感じです。
何故なんでしよう?
それは自分が得することを考えるのでしょう。あるいは、自分が損をするのが嫌なんでしょうね。そんな人は、自分との対話を怠りがちですね。私はそんな人には、岡辺伊都子さんの次の詩を送りたいですね。
「うったらあかん」
友達を 売ったらあかん
こどもらを 売ったらあかん
まごころを 売ったらあかん
本心を 売ったらあかん
情愛を 売ったらあかん
信仰を 売ったらあかん
教育を 売ったらあかん
学問を 売ったらあかん
秘密を 売ったらあかん
こころざしを 売ったらあかん
大自然を 売ったらあかん
いのちを 売ったらあかん
自分を 売ったらあかん
自分を 売ったらあかん
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