エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

決して取り消すことができない汚点 赤ちゃんの相手をしないネグレクトは犯罪

2016-08-05 02:13:04 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 

 
ブレずに、まとまりがあること
  叡智の源は、直感も含めた感覚なんですね。  The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p64の第5パラグラフから。  ......
 

 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども。音楽が最初の言葉になりました。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.144、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 しかし、コナーは音楽にもリズムにも触れる好機を逃したのは、コナーが音楽もリズムも一番必要としていた時期のことでした。コナーは生まれてすぐに日中泣いても、コナーに歩み寄って、慰めて、コナーのストレス反応とストレスホルモンを標準の状態に戻してやる人がいませんでした。生まれて8か月は、夜間と週末は、通常の世話をして貰いましたけれども、日中の8時間寂しい思いをしたことが、決して取り消すことができない汚点を残すことになりました。

 

 

 

 

 

 1日8時間、赤ちゃんをホッタラカシにして、泣いても応じないネグレクトがあるだけで、いかに赤ちゃんにとって、重大な犯罪的行為かが分かりますね。0歳、1歳、2歳の時期のネグレクトがいかに犯罪であるか、が分かりますね。

 

 

 

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