東京立川市と国立市の境にある、立川パトリック教会の十字架
内省には内省に相応しい言葉があるらしい。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.240の、第2パラグラフ。
私どもが口が滑るのを避けるためには、身体が感じている感じをよくよく観察することが必要です。身体が感じる感じは、様々な感覚、声のトーン、身体の緊張を通して、語りかけているものです。内臓の感覚を感じることができるのは、いろんな気持ちに気づく源です。もしも、1人の患者さんが私に「お父さんが家族を捨てたのは、僕が8歳の時だよ」と言ったら、私はおそらく、話しを遮って、「自分の身体に訊いてみてください」と尋ねるはずです。心の中ではどう思っているのでしょうね? その患者さんが、父親と2度と会えない少年のことを話している時の気持ちって。その気持ちは、体のどこかに残ってないのかしらね? 皆さんがご自分の直感を働かせて、ご自分の鼓動に耳を傾けてみたら、すなわち、 あなたの奥底へと続く道に従う時、事態は変化し始めますよ。
ヴァン・デ・コーク教授は、人の心の奥底を、よくよくご存知です。
神様は、実に不思議な方ですね。そして、実に嬉しい方です。
「主に 自らをお委ねなさいなぁ
主は あなたの最深欲求をちゃあ~んとかなえてくださるのですからね」
(『旧訳聖書』詩編第37編4節 私訳)
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