エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#風が吹くと桶屋が儲かる #低賃金長時間労働だと猟奇事件と学校や会社の不正が毎日来る

2017-11-19 04:30:55 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

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人が「与える人」になる条件
 今朝の朝日 自分も他者も傷つける「悪い良心」も受け継がれてしまう   「心を込めて」、が難しい  The Art of Loving 『人を大事にする......
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第7章。「同じ波長になる:くっつくこと(アタッチメント)と心の音色を響き合うこと(アトゥーンメント)」です。p.123,第4パラグラフから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 カレンの研究が教えてくれたのは,解離は,赤ちゃんころに学習されるものだ,ということです。その後の虐待も,他のトラウマも,若者に見られる解離という現象には,大して影響しなかった,ということでもあります。虐待やトラウマは,他のいろんな問題に影響しますが,慢性的な解離や自分に対する攻撃性には,影響しないんです。最も大事な底にある問題は,こういう患者さんたちは,どうしたら安心できるのかが判らないということなんです。赤ちゃんの頃にお母さんとの関係で,安心ができないと,生きている実感が持てませんし,のべつ幕無しに人のくっついて来るようにもなり自傷をすることになります。貧困,ひとり親,母親の心の病気では,こういった解離などの現象は,予言できませんでした。

 

 

 

 

 

 

 虐待やトラウマは,他のいろんな問題に影響しますが,慢性的な解離自分に対する攻撃性には,影響しない,ということは,あまり知られていません。 

 赤ちゃんが,お母さんに,安心してくっついていられこれほど人類にとって,大事なことはありません

 ですから,低賃金長時間労働だと,それが叶いませんから,猟奇事件と学校会社お役所の不正が続くんです。

 風が吹けば桶屋が儲かる,のは,本当の話です。

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