#認め合う感性 #足し算以上の人生の秘密 #アガペーの跳び上がるほどの歓び

 

インターメッツォ：　エリクソンの叡智　：　お尻と悪政

   アインシュタインとフロイトは、相容れないように見えて、通底する不思議   モノ、カネさえあれば幸せだったはずなのに… 　モノを追いかけると、人間も......

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　今宵も，も１つ，Chilhood and Society から。p.420の，下から５行目から。

　今だからこそ大事な，認め合う感性です。

 

 

 

 

 

赤ちゃんを産んだばかりの，そのお母さんは，何か月もの間，その訪問看護師の世話になってきていました。お母さんとその訪問看護師は，一つの仕事を分かち合う仲間です。ですから，わざとらしいおしゃべりを看護師がすることも全くありません。お母さんも，赤ちゃんも，いろんな点で，びっくりするほど育っています。一番自然な人生の道行きでは，人工的に感覚を麻痺されるお薬は，いりません。しかし，そういう事実の足し算以上でしょう。こういった，その人ならではの体験や，赤ちゃんが初めて泣く，泣き声の明るい音色を心いっぱいにお母さんが受け止めることによって，赤ちゃんとお母さんの気持ちが１つになりますと，お母さんは「本当にそうですね」と言ってくださるはずですが，赤ちゃんにも，お母さんにも，お互いに相手を宝物だと感じる，腹に染み渡る感性が沸き上がってきますよね。赤ちゃんとお母さんが一緒にいられるお部屋のおかげも手伝って，赤ちゃんは，お母さんの耳が届き，手が届き，目が届くところで，抱っこされ，おっぱいをもらえますから，そのお母さんは，そのようにして，赤ちゃんのいろんな持ち味が，お母さんのいろんな持ち味と１つになって，（訳注：跳び上がるほどの歓びの中で）目で共に見て，共に知ることができるものですね。

 

 

 

 

 

　これが，聖書が教えてくれる，ヘセド（旧約），アガペー（新約）の跳び上がるほどの歓びです。