エリクソンの慧眼: 攻撃性は,もともと陽気で楽しい?発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達の、できそこないな自分 倫理的想像力とパレーシア 倫理的想像力。聴いたことがありますでしょうか?......
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Toys and Reasons 『おもちゃ と 賢慮』の序文から, P.19,初めからです。
この序文では,最近の国家の一大事の中で,特にハッキリしたようにみえる大衆意識の中にある1つの傾向について,意識を集中してみたいと思います。国家の一大事とは,これまでの国の台本とは相いれない計画を,政府のお偉いさんたちかたくらんで,行動に移した(プレイ・アクティングした)ことに対して,多くの人が疑いを持っている,ということです。このイメージは,この講演を準備する時に気づいたのですが,日刊紙のいつもの論調を反映している,ということでした。ハーヴード大学を退職してから,折に触れて日曜版の新聞各紙をよく読むようにしています。それで分かったのは,ひどいウソとゴマカシの意味から,心魅せられたことに事実の合計以上の意味と歓びを想像する意味まで,様々な意味で,なにがしか遊びに関するテーマは,その時にニュース解説者の気分の特性を示しているなぁ,ということです。それほ,まるで,陽気で楽しい心からの自由を失ったことに対する悲しみ,ウソとゴマカシをイケシャアシャアとすることに対する深い怒り,新しい「ヴィジョン」を求める,故郷を思うに似た気持ちを,多くの人が抱いているかのようでしたね。
政治は,ウソとゴマカシがあれば,安倍詐欺師政治に対するように,深い怒りを込み上げてくるものです。
しかし,ここでエリクソンが言っているのは,新聞解説者が遊びについて触れているテーマには,その人の気分が反映されている,ということです。それは,遊びそのものが,遊ぶ者の気分を反映する力が,とても強いことを示すものでしょう。
エリクソンも示しているように,今のニッポン程,新しいヴィジョン,自由平等友愛を今の時代に実現するヴィジョンの再生が必要な時代も,かつてなかったでしょう。
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