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聖書の言葉 : 復活 : 元気を取り戻し、立ち上がる力胸が締め付けられるより、肩こりの方がマシだ 特定の価値を選び、その価値のためには損も覚悟 人間相手の仕事には、信頼がなくてはなりませんよね。......
今宵も,Young man Luther P.263,ブランクからです。
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この本の中で,私どもは西洋の宗教運動を扱っていますでしょ。この宗教運動は,自分から事を始める感性と,自分を心底悪いと感じる感性とのせめぎあいを極端に強調すること,特に,神なる父と子の関係を強調すること,から生まれ,その後ずっとそのそのせめぎあいと関係を強調し続けました。この枠組みの中にあっても,神なる母親は,影になってはいても,遊び相手であり続けました。父なる神の宗教は,母なる教会を持ちましたでしょ。
人は,鏡におぼろに映ったものを見ている(訳注:『新約聖書』「コリント人への第一の手紙」13章12節)時に,整った心の中に自分自身を見つけるものだと人は言うかもしれません。その心の中では,3つのもの(訳注:父母子)の輪郭がなんとなく懐かしい感じに人をさせますね。その3つの1つが,幻でもいいから,お母さんのおなかの中に戻りたいという単純で強い願いです。その願いは,恵み深くて「いいよいいよ」と言ってくれる(訳注:お母さん)の顔がシンボルになっているものですね,そのお母さんの顔は,優しく自分に傾けられていて,お母さんの懐の戻ろうとする赤ちゃんを無条件に受け入れてくれる豊かな信頼が確かにお母さんにあること示しています。このお母さんの顔のシンボルの中で,それまで,出していいものか,引っ込めといた方がいいのか,で2つに引き裂かれていた,自分の感性に従って行動を始めていいんだという感性が元通りに一つ(訳注:自分の感性に従って生きて行っていいんだ,ということ)になります。すなわち,自分の感性を恥に感じて出せずにいた感覚も,無条件に認めてもらって,癒されますし,自分の感性を出せずにいるのは,自分がいけないのか,それとも,お母さんのせいなのか判らず,人も自分も疑う感覚も,いつでも気前よく,いつでも優しく,声をかけてもらい,おっぱいをもらえることから,癒されます。
エリクソンがはっきりと言ってますけれども,
顔が恵みの象徴 にもなれば,
顔が呪いの象徴 にもなります。
分かりますでしょ。
テレビで事件を解説する,大学の心理の教員たちは,この「顔」に触れる人はいませんでしょ。
大学の心理の教員たちは,日常生活の心理とは無関係な研究に忙しいからです。
座間の殺人事件の容疑者は,呪いの顔しか見てなかったので,死ぬ前に自分がコントロールできる,死んだ人の顔を手元の置いたんです。
その死んだ人の顔が,決して「恵みの顔」にならずとも,コントロールの利かない「呪いの顔」よりも,ましだからです。
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