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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.94,第3パラグラフから。
子どものころに繰り返しトラウマを負わされた犠牲者たちの中で,自意識がないことは,まさに根源的なことですから,鏡の映った自分が誰なのか,分からない場合があるほどです。脳画像から分かることは,注意を払っていないからではない,ということです。自分が誰かを認識することを司る脳の構造が破壊されているのは,自分自身の経験に関する脳構造が破壊されていることに伴うものです。
自意識を司る脳を破壊することは,エリクソンの言葉で言えば,根源的信頼感は0に近く,根源的不信感が限りなく100に近くなっている,最悪の心の習慣をもたらします。
虐待だけではなくて,保育園に預け,延長保育を発注し,それでも足りないから,おばあちゃんやベビーシッターなどに預けて,赤ちゃんを人任せにするだけで,自意識を司る脳を破壊していることに,注意が必要です。これは,根源的な脳破壊であるだけではなく,根源的な人格破壊です。
座間市バラバラ殺人事件が,新潟女児殺人事件,熊本の刃物男が銃殺された事件,のぞみ号絶望的殺傷事件…などの「容疑者たち」が,目はに見えない脳も,目には見えない人格も根源的に破壊されている発達トラウマ障害であることに,注意が必要です。
発達トラウマ障害の人たちをホッテオイテはいけませんね。
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