エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ペッソボイデン体感療法 #その人ならではの過去の再現 #深い癒しの実現 #深い信頼

2017-06-14 01:28:41 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

  発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~

 
インターメッツォ : 自信と望み
   武満徹さんの 宝物のようなうた   神の前で、神なしで生きる  人の心は、バイセクシャル。面白いですね。人の心って、実に深くて、不思議に満ちて........
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.304,,第2パラグラフ,後半,最初のハイフンから。

 今宵も, PBSP(Pesso Boyden System Psychomotor) psychomotor theraphy,ペッソ・ボイデン体感療法 https://pbsp.com/,のワークショップを,ヴァン・デ・コーク教授自身が行っている,フィリピン系アメリカ人で,明るい発達トラウマ障害の女性,マリアさんとのセッションの,今宵もその続きです。

 

 

 

 

 

お父さんは,第二次世界大戦の頃,子どもの頃,どのように首が取れている人たちを見てきたのか,ウジがわいた腐った魚を食べざるを得なかったのか,にマリアさんは心至ったわけですね。生活劇は,その人ならではの状況を目の前に示して,深い癒しをもたらしてくれます。すなわち,それは,幾重もの現実が隣り合っている,混沌とした状況です。過去と現在自分は大人なのに,子どものときみたいに感じるし,激しい怒りも恐怖心も,自分を虐待した人(役の人)にぶっつけるし,それでも,自分は現実にはスコットさんに話をしているし,スコットさんは,自分の父親とは何の関わりもないことも分かっていながら,同時に,忠誠心,心からの優しさ,激しい怒り,子どもとして親と同じ気持ちでいたい,という複雑な気持ちにもなっているんです。

 

 

 

 

 

 

 ですから,ここには書いてないけど,マリアさんは,泣き叫んで,スコットさんに食って掛かっていたことでしょう。感情が爆発している感じです。でも,それと同時に,自分の客観的な状況をきちんと理解している。しかも,いろんな気持ちを体感している祈りのような実現力,場の深い信頼感がないと,できませんね。

 

 

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