エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

エリクソンの叡智:「新しい人」と赤ちゃん

2017-05-18 01:32:05 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
インターメッツォ : 音楽の力 佐渡裕さんの場合 被災でご苦労された人々とやり取りする中で
   ルターのマインドフルネス   ルターは、関根正雄先生のように、該博な知識を持っていながら、常に謙虚で、人の話を聴くような人だったみたい。どこかの大......
 

 今宵のエリクソンも,Toys and reasons. から,P.124

 

 

 

 

 

 赤ちゃんは,この世に対する新たな眼を貰い,値打ちを認められる新たな顔をして,新たな「私」の印となる新たな名前も貰って,恵みに満ち満ちた「新しい人」なる訳です。そして,その「新しい人」になった赤ちゃんは,「人間的な条件」によって裏切られることはありませんからね。 

 

 

 

 

 

 こうして,赤ちゃんは,心豊かな「根源的信頼」の人のなるのです。

 濁った眼ではなく,新たな眼を持ち,

 死んだ顔ではく,新たな顔をして,

 ケダモノの名ではなく,新たな名も貰って,

 赤ちゃんは,「新しい人」になります

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