菜根譚 根っこの話し菜根譚。私は知りませんでしたね。今月の「100分de名著」。取り上げられているのが、明時代(日本だと、戦国時代から江戸時代初期)に洪自誠(こう じせい)の手に...
人は誰でも、心の底では、光を求めています。ですから、意識的にも、光に向かって、生きていないと、それは的外れということになります。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p91の、第3パラグラフから。
私自身は、体系的ではない形でしか(1974; 1977)、このようなことについて、描くことが出来ていませんが、そこでは、アメリカ人の生き方の中で、成長に対する見方を描き出そうとしたんですね。でもね、私が確信していることは、クライアントを精神分析的に観察することを続けていれば、ひとりびとりが、世界に対するいろんな既存のイメージや、変わりつつあるイメージに、無意識のうちに、半ば気付かぬ内に、巻き込まれていることについて、本質的な洞察を得ることに役立つ、ということです。
エリクソンが教えてくれているように、多くの場合、自分が世界に対してどのようなイメージを抱いているのかは、意識していません。世界に対するイメージは、無意識の深いところにあるからです。ですから、自分が抱く世界に対するイメージを知るためには、深い内省が必要です。
ところが、忙しい毎日を過ごしていることが多い日本人が、最も苦手としていることが内省ですから、自分が世界に対してどんなイメージを抱いているのかも、知らないままに生きている場合が、ほとんどですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます