今朝のエリクソンは,Toys and reasons. P.128,下から9行目。エリクソンが怖れていた落とし穴に,ニッポンの多くの人々が落っこちているというお話。2回目です。
お母さん,そのお母さんには,見捨てられたことに対する怖れと,相手にされなかったことに対する激しい怒りがくっついている場合が多いんですね。
これは,エリクソンが感情転移と言って,眼の前にいる人に否定的な感情を持つことが,過去の母親に対する否定的感情が背景になっていることを,詳しく教えてくれている件にでできます。
今のニッポンは,低賃金・長時間労働のために,赤ちゃんの時期に,赤ちゃんの相手をゆったりした思いでできない母親が多いのです。
激しい怒りを隠している発達トラウマ障害(DTD)の人が多いのです。
繰り返しで申し訳ないのですが,発達トラウマ障害(DTD)がパンデミック(大流行)している背景には,ニッポン人が,病んで不毛な社会(impoverished society)にいるからです。
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