エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#分からない人

2022-01-22 08:56:32 | エリクソンの発達臨床心理
 
#闇の中にこそ光あり

 #聖書の言葉 #単独者の恵み #これで善いのだ #聖書の言葉 #単独者の恵み #2人の私 #若年性認知症 #光 インターメッツォ: エリクソンの叡智 : デッ......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、

MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。

としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。

それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。

   Childhood and Society  p.92の第3パラグラフの最後から。

 

 

    D 未熟と成熟

 世の中の仕組みには,理想社会がなくてはなりません。心から自由にする臨床家(訳註:「精神分析」と訳される場合が多い)にとって,理想社会は「成熟(創造すること)」です。これは,未熟の舞台を終着点と結びつけたものだと想像しました。この魂が完成する終着点を見通せましたら,この後(思春期の後),3つの困難な和解を確かにしてくれたはずです。(1)創造の高まりと創造に至らない2つに分けるニーズにハーモニーが響き合うこと,(2)人を大切にすることと男女の仲にハーモニーが響き合うこと,(3)男女の仲のパターン,子育てパターン,仕事のパターンにハーモニーが響き合うことです。

 あらゆる心の病は,よくよく調べれば,相手とやり取りがうまくできないことだと分かる,というのは厳然たる事実です。心病んだ人は(訳注:コントロールしよう,支配しようとしますから),善い相手になるかもしれない人に歩み寄っても,仲良くできません。心病んだ人は,働きかけの始めも,最中も,終りも,相手と一体にならないので,相手と仲良くできませんし,大事な「1つになる役割」からも,相手からも,目を背けるから,相手と仲良くできません。「1つになる役割」からも相手からも目を背ける点が,未熟な人の生き方の一番はっきりしている特色ですが,本人に自覚はありません。心が病みますと,心の中では,成熟したお互いに相手を大切にすることを楽しむよりも,そんなことはやりたくないと思いとどまるか,押さえつけようとするでしょうし,突っぱねるか,相手にだけ強制するかするでしょう。たいていの人たちは,互いに相手を大切にするよりも,自分が依存症のなるか人を依存症にさせるか,殺すか殺されるかでしょう。しかも,たいていの人は,表立っては心の病とはされない場合が多いんです。ですから,たいていの人は,どんなタイプなのかも,どんな病気なのかも,どうすれば治せるのかも分かりません

 

 

 人と一体感を作り出す人否かは,子どもはすぐに分かります

 人と一体感を作り出せない人は,自分がどうして,人と一体感を作り出せないかが,分かりません

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