エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ニッポンにも必要な長期の家族調査,どんなに人が蔑ろにされている社会かが,解るから

2017-02-17 08:32:41 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
PTSDは、バラバラ
   香りの思い出 レイチェルさんの願い  香りや臭いも、悦びと発見に結びついてます。 The Sense of Wonder 『不思議を感じる心』から......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.162の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 地域の医療機関や福祉施設と協同して,この研究は,初めては母親になった(白)人を集めました。その母親は,公的扶助を貰うほど貧しくて,手に入る子育て支援の背景,種類,レベルが様々な人でした。この調査は,子どもが生まれる3ケ月前間から始まり,子どもが30歳になるまで追跡調査します。その家族の様々な機能の主要な視点を全てにわたって査定し,家族の生活の重要な全ての状況を,何が妥当だったのかを計測します。その調査はいくつかの根源的な問いを考えます。子どもが興奮を収める(すなわち,極端に波があることを避ける)際に,どのように注意を集中するようになって,衝動を収めるようになるのか? どのような支援が必要だったのか? そのようなニーズがあったのはいつなのか?

 

 

 

 

 

 このような長期の家族調査があるのは,大事ですね。

 ニッポンのように,子どもの貧困率も調査・公表せずに来たのでは,憲法に記されている人間として正しいこと,ヒューマン・ライト,基本的人権が蔑ろにされている,と私は考えますよ。

 

 

 

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