多摩川のメダカたち
インターメッツォ : 心の底からのアーメンによって揺らぎの中で ルターは絶望のどん底にいた時、その絶望のどん底に落ち込む言葉に繰り返し戻っちゃた。戻らなきゃぁ良いのに、それがなかなかできなかった......
今日の聖書の言葉は,「心底貧しい人達」です。
「心底貧しい」のは,乞食をするほど貧しい人のこと。本田哲郎神父様や雨宮慧先生によれば,この「心底貧しい」と言う言葉は,ヘブライ語の「アナーヴ」,あるいは,「アーナーヴ」と言う言葉からきているらしい。この言葉は「抑圧されている」,「押さえつけられている」という意味だそうですから,本田哲郎神父様は「心底貧しい人」と訳していますでしょ。
「心底貧しい人たちは,神からの力がある。
天の国はその人達のものである」(「マタイによる福音書」第五章3節)
と,本田哲郎神父様は訳しています。
地の塩 世の光なのは,心底貧しくされている人達,
天国も,心底貧しくされている人達のもの。
「世の中のクズ」みたいに見られがちな,心底貧しくされている人達。
「世の光」であるのが信実な,心底貧しくされている人達。
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