エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

お役所仕事は、「人類に対する犯罪」、ナチスと同じ

2016-09-30 05:09:37 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
自由だからこそ、新しいもを作り出せる。
  ルターは、ドイツ語でタイムリーな小冊子を出版しました。ラテン語でミサをし、ラテン語で本を出すのが「常識」でしたが、ルターは、その「常識」には囚われませんでした。 Y......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p158の、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 

 しかし、州事務所の児童保護局の人たちが、その調査書の正しさに疑いを持ちだしました。児童保護局の人たちは、州の法務長官に調査を依頼しました。このケースワーカーの上司は、調査に対する疑義を耳にして、逮捕されるかもと怖れました。その女性上司が恐れたのも、根拠があることでした。すなわち、殺人教団のメンバーだと非難され、逮捕された警官が詳しく調べられて、(調査に対して)似たような疑いを話した後に、起訴されていたのでした。

 

 

 

 

 

 アメリカでも、お役所仕事があるんですね。このソーシャル・ワーカーも、いい加減な調査報告書を書いていたんでしょう。この女性上司もそのことを感じていたはずです。でも、改めて調査させなくてもいいや、という感じの、いい加減な対応をしていた…

 お役所仕事は、日本でもアメリカでも、ナチスの、アイヒマンと、「人類に対する犯罪」の点で同じです。

 

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