エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)も早期治療に限る

2016-08-12 05:34:26 | トラウマを負う≪本当の自分≫を取り戻す

 

 

 

 
一人静かな、クワイエット・タイムをあなたも是非。
  衝動や悪い良心とは、逃げずに向き合う姿勢が大事です。 Young Man Luther 『青年ルター』p.218の第2パラグラフ10行目途中から。   ......
 

 

 Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self   consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること  意識、脳科学、治療』の翻訳。、TRASCの症状を軽減しておかないと、確かにセラピーが続きません

 最終章の第7章、p.282の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 前の章でご紹介したケースのイラストの中で、TRASCに向かう解離の経験や表現が軽減させるために臨床家が使う様々な治療法を簡単にご紹介しました。つまり、このように同様に構造化された訓練を完成させ、早期に徹底した、トラウマ治療のサイコセラピーをすることが、TRASCを現象面から査定し、その存在をますますはっきりと認識する際の助けになります。

 

 

 

 

 

 解離の治療ばかりではなくて、TRASCに向かうあらゆる症状を軽減するためには、セラピストはそれなりの訓練が必要ですし、早期治療をした方が良いに決まっています。また、そうすることが、TRASCを適切に査定し、治療するのに役立ちます。

 

 

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