発達トラウマ障害(DTD)の決め手は、感情と行動がコントロール出来ないことキリストの≪真≫こそ、神が下さる優しさです 「キリストの≪真≫こそ、神が下さる優しさです」と気付くと嬉しい。嬉しいから、雰囲気や言葉遣いまで......
心理臨床の大事なケースを振り返っています。そして,つくづく感じているのは,真実には,人を癒す,神様からの力があるんだなぁ,ということなんですよ。理想は生きている,ということです。
何のことかしら?
このブログの読者に,何人サイコセラピストがいるかは分かりませんけれども,サイコセラピーをしたことが,たとえクライアントとしても,ない人がほとんどなんじゃないかしらね。すると,真実や理想は,ニッポン社会では,絶滅していますから,何のことかしら? また,道徳の時間みたいに,堅苦しい,お話しが始まるんでしょ,などと言う反応かもしれませんよね。
でも,こう言ったら分かりやすいかもしれませんよ。いつも愚痴と文句しか言わないような母親がいたとします。すると,そういう母親を,面と向かって拒絶できる子どもはめったにいないでしょうけれども,内心嫌だなぁって,感じる子どもは,ほとんど100%でしょ。そういう子は,優しくて温もりのあるお母さんだったら,という理想を持っても,不思議じゃないでしょ。発達トラウマ障害(DTD)の子ども達は,まさに,こういう子どもなんですね。ですから,そういう理想を,口に出さずとも願っていますよ。現実の母親がそうなってくれたらいいけれども,そうなるケースは,残念ながらかなり希少種です。ですから,ほとんどの発達トラウマ障害(DTD)の子ども等は,日常生活の中では,理想的な母親を手に入れることはできません。
そこで登場するのが,サイコセラピーです。サイコセラピーは,非日常世界です。その中でなら,理想的な母親を,象徴的にですけれども,手に入れることができます。真実を語ることもできます。そして,この非日常世界の理想と真実が,発達トラウマ障害(DTD)の子ども等を,実際に復活させるんですよ。それは,非日常世界でまず復活するんですが,それだけじゃなくて,日常世界にも,その復活をデリバリー出来るんです。すると,「子どもって,こんなに変わるんですね」と,他の人が感動してますもん。
ですから,絶滅したはずの理想や真実は,どっこい生きていて,理想と真実には神様からの力があることを,日々,示してくれていますね。
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