ティク・ナット・ハーンさんのはインドフルネスは、発達トラウマ障害の治療に役立ちます。同じ息を扱ってても、あの無知で無恥な「専門家」の息とは、天地の差があります。
ティク・ナット・ハーンさんとマインドフルネスマインドフルネス。愛着障害の子どもたちの治療に良いと、岡田尊司さんの本『回避性愛着障害』に出て来たけれども、それが何なのかいまひとつわからずに来ましたね。ただ...
今晩も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : defelopmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の13日目。
今晩は、 「発達トラウマ障害≒愛着障害の証拠」の章の3日目。
B.2. 身体の働きをコントロールすることが出来ない。
身体の働きをコントロールする、年相応の力がない、ということは、睡眠、咀嚼、消化、身体的な刺激に対して過剰反応の、様々な障害を含みます。このような様々な障害は、日課が変更になった、という程度の弱いストレスがあるだけで、生じる場合があります。NCTSN(国立子どもトラウマ・ストレス・ネットワーク)の臨床医の調査によれば、発達トラウマ障害の子ども達の3分の1は、ストレスに対して、重篤な生理学的な症状が出ます。NCTSN(国立子どもトラウマ・ストレス・ネットワーク)の核になるデータによれば、発達トラウマ障害のある子ども達は、他の子ども達、PTSDの症状が重たいコントロール群と比べても、睡眠障害とストレスとに対する生理的な症状が、出る場合が多いです。CCTC(シカゴ子どもトラウマ・センター)のデータによれば、発達トラウマ障害のある子ども達の73%に、睡眠障害があります。リチャードら(2008)によれば、発達トラウマ障害のある子ども達の特色は、触れられることと音に対して感覚過敏がある、ということですし、また、発達トラウマ障害のある子ども達の半分以上に、多くの発達の領域で、微細運動の発達なども、発達の遅れや偏りがある、ということです。
このように、発達トラウマ障害は、その障害が重いほど、タッチや音に過敏なほど敏感です。過敏に反応してしまいますと、その引き金、トリッガーになるタッチや音、あるいは、言葉が何かは、人によって違います。周りの人にとっては、何でこの子はこういう行動をとるのか、わかりません。しかし、いったん過敏な行動が起きてしまえば、いわゆるサバイバル脳が働いてしまいます。それは、サイレンが鳴っている時の、地震や火事から逃げるときみたいな、行動になってしまいます。理性的に物事に対処すると言うよりも、とにかく逃げましょう、と言う行動です。日常生活もままなりませんね。
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