発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.155の第3パラグラフ、9行目から。
シュモーは、遺伝に由来する行動がいろいろあることを見つけ出しました。たとえば、ビクビクしているサルたちは(生後半年の時の、このサルたちの行動と、コルチゾールのレベルの高さに基づいて分類されます)、4歳になると、他のサルに比べて、実験室ではアルコール消費が多くなります。遺伝的に攻撃的なサルたちも、アルコールを飲みすぎですが、意識がなくなるほどですが、ビクビクしたサルたちは、飲めば静かになるように見えます。
アカゲザルの実験からも、抑制タイプの発達トラウマ障害(DTD)の人も、脱抑制タイプの発達トラウマ障害(DTD)の人も、アルコール依存症になるリスクが高くなることが明らかですね。
実際に、発達トラウマ障害(DTD)の人は、抑制タイプの人も脱抑制タイプの人も、アルコール依存症にとてもなりやすい。薬物依存症や、ギャンブル依存症などの依存症になるリスクも、自殺のリスクも高くなってしまいます。
じつに、発達トラウマ障害(DTD)の病気と、赤ちゃんの時の母子関係の悪さが非常に深刻であることが、自ずからお判りでしょう。
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