年寄りに住みよい社会は、人類にとっても住みよい社会。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の、p.115の、下から5行目途中から。
年寄りが、もっと良い眼の治療が出来たり、もっと良い眼鏡を手に入れたり、もっと良い補聴器が手に入れられたり、大きな活字の雑誌や新聞が、大きな字の本に加えて、手に入るとすれば、どうなりますでしょうか。健康アドバイザーたちは、健康で歩き続けるためには、「運動してくださいね」、「散歩くらいは毎日してください」などと、薦めます。でもね、街や都市で、年寄りがゆっくりと安全に歩けるところは少ないですからね。ところどころにベンチがあって、年寄りの買い物客が、買い物かごや買い物袋を家に持ち帰る途中で、一息ついたり、しばらくゆっくりできてように整備された街って、この国にあるんでしょうか?
町を作り変えるのには時間がかかります。
風景を人間的にし続けるのにも、時間がかかります。
人間らしい社会を作るには、それだけの時間と、何よりも叡智が必要です。
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