「人を人とも思わない、底意地悪い気持ち」など、3訂版人生の舞台ではそれぞれ、命と命が響き合う関係と、命が命と響き合わない関係の二つがいつもあります。どちらを選択するかは、私たちひとりびとりに委ねられています。あなたはどち......
発達トラウマ障害(DTD)の子ども。遊びと微笑みが大事です。ですから、学校のパソコンも、遊びのために使います。みんなで遊ぶことが、集中力、集団のまとまり、愉しみにもなるからです。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.357の最後の、第3パラグラフから。
子どもたちも大人たちも、同じように、自分がチョット頑張ればできそうなところで、勉強や仕事をすることが、やりがいのあることだ、ということを経験しなくっちゃね。苦難に屈しない粘り強さは、自分ができたという体験の賜物なんですからね。すなわち、皆さんが自分のできることを知っている、ということが、ものを言う、ってわけですね。私どもは、チームでスポーツをやったり、学校の合唱で歌を歌ったり、楽団で音楽を演奏したりすると、特に、自分の値打ちを認めてくれるコーチや上司がいる場合は、それまで以上のことができますし、自分ができると思っている以上のことができる、ってことが分かります。私どもが訪問して関わっている子ども達が必要なのは、この経験です。
発達トラウマ障害(DTD)の子どもも、集団に加われるくらい安心感が出来たら、集団の中で活動することに意味がありますね。
それは、ちょっと頑張ればできること、ヴィゴツキーの最近接発達領域を、集団の中でやることが、今まで以上の力を実感することに繋がる…。発達トラウマ障害(DTD)の子どもに大切なのが、この集団の中で、愉しみながら課題に挑戦する、それが大事だと言うのが、ヴァン・デ・コーク教授の主張です。
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