#神の前で神と共に神なしに生きる #互いに大切にすることを回復 #人生の習慣となる心の地下層#イメージの治癒力+ #守りの枠組み = #発達トラウマ障害の治癒(DTD)? 発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.......
「発達トラウマ障害 Enpedia」
をご参照ください。
不思議な導きの中にある,まとめ学習の都合により,エーリッヒ・フロムErich FrommのThe Art of lovingから,p.53のブランクから。
自己愛
人を大切にする思いをいろんな対象に当てはめることに,異論は一つも出ないでしょうけれども,他の人たちを大切にすることは美徳ですが,自分だけを大切にすることは悪徳であるというのが,広く信じられていることでしょう。自分だけを大切にすればするほど,他の人たちを大切にせずにホッて置くからでしょうし,自己愛は自己中と同じでしょ。西洋思想史をたどれば,カルヴァンは,自己愛は「ペスト」だといいました。フロイトさんも,自己愛について語っていますが,フロイトさんの考えも,カルヴァンとおんなじです。フロイトさんにとっては,自己愛はナルシシズムとおんなじですが,それは,優しい気持ちを自分にだけ回すものです。ナルシシズムは,人間が発達する赤ちゃんの舞台ですし,赤ちゃんの時期を過ぎても,ナルシシズムに舞い戻ってしまう人は,人を大切にすることができません。ひどい場合は,その人は心の病です。フロイトさんは,人を大切にする行いは,優しい気持ちの表れだとみなしましたし,優しい気持ちは,他の人たちに回心するのか,自分に感けるだけか,どっちかだ,と申しました。人を大切にする行いと自己愛は,互いに排他的なのは,一方が増すほど,他方は減るからです。自己愛が悪ならば,自分を空っぽにすることは,気高いものになります。
今のニッポンでは,子どもっぽい大人が多いのは,赤ちゃんの時期の自己愛の段階に留まっている,若者,中年,老人があまりにも多いからです。フロイトさんが教えてくれているみたいに,自己愛が強いほど,子どもを大切にできませんから,ニッポンでは,発達トラウマ障害がパンデミックなんです。
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