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津久井やまゆり園再建ということが、現実問題になってきました。もともと神奈川県が設立運営した施設です。秩父学園の私の友人もかつてここで働いていましたから、一度訪ねたことがあります。
神奈川県は、当初、あった場所に、同じ規模の施設を建て直そうとしたとか。しかし、自立生活運動をしている身体障害の人たちや、ノーマリゼーションの世界的な流れを知っている神奈川県知的障害の人達の「親の会」の幹部から、「大きな施設を作ることは、如何なものか?」との異論百出で振り出しに戻ったことが、先日7.26,2017のニュースステーションでやっていました。
その時、専門家が「受け皿がないままに、重い知的障害の人達が生活の場を地域に移行しても、乱暴だ」と言ってましたね。こういう一見良さそうな話が、実は一番ダメな話になる、その典型だ! と直感しましたから。
犯人の植松聖さんは、ここで三年お勤めして、犯行を思い立った、といいますでしょ。施設というものとご縁のない人は御存じないかも知れません。施設の基本は刑務所なんです。ですから、安全管理上のものとは言え、この施設も、何重にも施錠された空間です。人の人間らしさの根本は、自由ですが、施設は刑務所ですから、その自由がありません。施設は、知的障害の人、ひとりびとりの話は聞かないで、管理の対象、モノにしてしまいます。植松聖さんは、その施設の基本的な人間否定の性質を「純粋に」体現したにすぎません。植松聖さんは、ここで、施設で、人間否定を学んだことを、私どもは忘れるべきではありません!!自立生活運動を実践している人がハッキリ言ってましたでしょ。「自分を捨てなきゃ、施設には入れない」って。
事件と19名の亡くなった人、怪我を負わされた人を、真正面から考えた時、暮らす場、働く場、遊ぶ場を、神奈川県の様々な地域に、リスクをキチンとわきまえつつ、作り出すことが大切です。それを、私どもの教訓にしたい、と私は願わずにはおれません。
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