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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第12章。「思い出すのが,耐えられないほどの重荷」です。p.190,第 2パラグラフから。
ところが、軍人のリーダーも市民のリーダーも、第二次世界大戦から、前の世代が理解し損なった大切な教訓を持ち帰りました。ナチスドイツと帝国日本を打ち負かせて、アメリカはヨーロッパの再建をマーシャルプランによって援助しました。マーシャルプランは、今後50年の、比較的に平和な時代の経済的基盤となるものでした。自宅で米兵のビルさんは、何百万人もいる退役軍人に、教育と住宅担保貸付を提供しました。それは、経済的に良い暮らしを 応援し、良い教育を受けた中流階級を広く作り出すためでした。軍隊は人種間の統合と機会均等へと、国を導きました。退役軍人局は、国中に施設を作って、戦闘に参加した退役軍人の健康を支援しました。さらに、帰還兵に対するこの思慮深い配慮はあったものの、いまだに、戦争がもたらす様々な心の傷は理解されませんでしたし、トラウマ神経症という言葉も、公式の精神科の用語体系から完全になくなってしまいました。第二次世界大戦後の戦闘員のトラウマについて書かれた最後の論文が世にでたのが、1947年でした。
現代社会はあまりにも物質主義ですから、眼には見えない心も、心の傷も、軽視されてきました。戦争のトラウマでさえ、なかなか、その存在さえ、認めてこなかった訳です。
発達トラウマ障害も、日常生活がもたらす、眼には見えない心の傷ですから、こんなにパンデミックなのに、20年も早死になのに、今も、その存在さえ、なかなか認められません。
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