次世代の人たちを育てることが、人間らしい業と言えますよね。
The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p52の第4パラグラフから。
私が、1979年、ニューヨークで開催された、国際精神分析学会で発表した講演の中で、ジャネラティヴィティ、generativity、すなわち、次世代を育むことを提案した時、古典的なエディプス王の形で、この王様が性犯罪でばかり、非難されるわけでは決してない、ということを指摘することによって、この次世代を育むというテーマの普遍性を示しました。エディプスは、ずっと、「彼自身がまかれた土地を耕した」と言われてきましたし(ノックス、1957)。そして、その結果、あらゆる土地は、不毛になり、女たちは、子を産まなくなりますからね。
確かに親子の葛藤は、古典的に言われたエディプス・コンプレックスに限られませんね。だって、今大流行の愛着障害は、親子関係がもろに関係するけれども、エディプス・コンプレックスでは、説明できません。だって、脳の成長まで悪影響を受けちゃうし、お勉強までできなくなっちゃう場合もある訳ですからね。
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