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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

人間にもあるインプリンティング(刷り込み)

2016-10-07 05:28:47 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
流れは止められない!
  ルターは、村八分になったおかげで、ザクセン選帝侯に助けられ、匿われて、ドイツ語訳聖書を完成させ、本物の信頼をハッキリと示すことができました。上手く出来てますね。闇の中に......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.135のブランク後の、第3パラグラフ、7行目途中から。

 

 

 

 

 

 

もちろん、自分を虐待し虐める親にくっついているのは、子どもの頃に限ったことではありません。 人質は犯人を庇いますし、犯人と結婚したい、犯人とセックスしたいと言います。家庭内暴力されてた人たちも、自分を打つ人を庇おうとしますね。判事達が私によく言ったことは、接近禁止命令を出して、家庭内暴力の被害者を守ろうとすると、その被害者達は、とても恥ずかしく感じるものだ、ということです。それから、被害者の多くが、加害者が戻ってくることを許すことが解かる、ということもですよ。

 

 

 

 

 インプリンティングって、鳥だけだと思うでしょ。でも、かなりの割合で、人間にもあるんです。その割合って、鳥は変えることができない割合100%ですけれども、人間の割合も、変えることができない割合100%、とまでは言えないにしろ、そういいたい感じもあるんですよ。

 それが、被害者が加害者を庇う心理ですね。歪んだ愛着関係も、インプリンティングです。

 

 

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