ルターは、村八分になったおかげで、ザクセン選帝侯に助けられ、匿われて、ドイツ語訳聖書を完成させ、本物の信頼をハッキリと示すことができました。上手く出来てますね。闇の中に光在り、を地で生きたのですからね。
Young Man Luther 『青年ルター』p.231の第4パラグラフから。
ルターの父親の家を別にしたら、このヴィッテンベルグのお城が、ルターにとって、一番運命的なお家になりました。ルターは未だ修道士でしたし、カトリックの教えに従い、お祈りをして、独身主義を守っていました。しかし、お城では、ルターには、修道院のルールもミサもありませんし、修道院仲間も居なければ、修道院長も居ませんでした。ルターの窓から見えたのは、広い世の中でした。いまや、ルターの名は、ルターのメッセージが広まるとともに、広まり、不吉な予感も強まります。世の中では、ルターが急に行動に目覚めた分だけ、ルターのリーダーシップを必要としましたが、ルターは名前を伏せ、活動しないでいることが強いられてしまいましたし、喪に服している友人たちの手になる、自分が死んだという記事を読まされる羽目になったんですね。その友達は、ルターが宗教改革と革命にともに参加した友達でした。
ルターは、アクションを起こせる段になって、アクションができない状況に陥りました。こういうときの結論が決まっている訳ではありません。しかし、ルターはアクションを起こすことになります。心の中を流れる流れを、誰も止めることはできないからですね。
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