エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

親達がやらかしがちな、大間違い

2016-04-28 08:19:13 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
「良い行い」が生まれる訳
  口の働き方やお尻の働き方が、人間関係や身体の部位同士の関係も決めてしまうなんて、ビックリですね。 The life cycle cpmpleted 『人生...
 


 

 子どもにも、危険やストレスが必要です。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.240の 15行目途中から。

 

 

 

脳が自己決定をする場所は、20世紀初頭までよくわからなかったことは、知っているのですが、脳の自己決定の場を結びつけるのは、まさに、経験するいろんな決断ですし、自分で決めるには、ある程度リスクを取らないとできませんでしょ。私どもは、子ども達が、試して失敗するチャンスを認める必要がありますもんね。それから、子ども達がおバカなことをやらかしても、経験不足からくる考えなしなことをやっても、その結果を子どもが甘んじて苦しむことも認める必要もありますよね。

 

 

 

 

 

 子どもが失敗して苦しんでいたら、忍びない。口出し、手出しをして、そんな失敗をしないように、先回りして、子どものリスクを排除しておきたい、と考えるの、もしかしたら、親心なのかもしれませんね。

 でも、それは大間違いです。

 その手の大間違いをやらかす親は、その親自らも失敗から、何も学んでないから、そんな体たらくなんですね。人間が真に成長するのは、「失敗」や「ふがいない自分」や「罪(的外れなこと)」から、「本物の成功」や「本当の自分」や「涙が出るほどの恵み」があることを学んだ時だ、ということを知らないのですからね。

 

 

 

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