ルターは、初期に講義で言ってたと、後期で実際にやってることとは大違いでした。
Young Man Luther 『青年ルター』p.238の、下から5行目途中から。
この教会会議は、権力をもつ諸侯が議長でしたし、2人の神学者と2人の判事がメンバーでした。彼らは、人を刑務所に打つこむこともできましたし、あらゆる仕事から排除することもできました。また、人を村八分にもできましたし、人から市民権を卯這うこともできました。プロテスタント革命が、このように、もたらした生き方は、人の日々の努めが、その人の職業を含めて、その人の行動指針となる生きた方でしたし、教会国家によって、厳しく管理される生き方でした。
こんなに苦しい生き方しかもたらさないとすれば、ルターが最初に唱えた「祈りの人」からは、大きな逸脱でした。
「祈りの人」は、もっと自由なのですから。
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